ＣＳＲの3つの重要課題

マリンフーズグル－プは、企業理念を経営の根幹とし、ステークホルダーとの対話を大切にしながら、コンプライアンスを基盤に3つの重要課題を中心にＣＳＲを推進しています。マリンフーズグループも、社会とともにこれらの課題に取り組むことが、持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）の実現と持続可能な社会の構築につながると考えています。

2022年9月現在

ISO9001認証取得

マリンフーズ（本社・三重工場・一部営業拠点）では品質マネジメントシステムに関する国際規格「ＩＳＯ９００１」を取得しております。

三重工場 ＪＦＳ‐Ｃ認証取得

三重工場では日本文化を反映して開発された国際的な食品安全マネジメントシステム規格「ＪＦＳ－Ｃ」を2022年8月に取得しました。（ＧＦＳＩ※承認スキーム）

釧路丸水　ＦＳＳＣ２２０００認証取得

釧路丸水ではISO２２０００を基に、さらに強固にした食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC２２０００」を2019年1月に取得しました。（ＧＦＳＩ※承認スキーム）

MFベトナム ＨＡＣＣＰ認証取得

ＭＦベトナムではベトナム行政の対日輸出工場認証と第３者ＨＡＣＣＰ認証を取得しております。

※GFSI　Global Food Safety Initiativeの略。2000年に設立された非営利組織。国際的な食品安全の確保・向上を目的に、同団体の求める水準を指針として公表し、世界各国の著名な食品安全マネジメントシステム規格の中で適合する規格を承認・食品安全のグローバル規格の標準化を図っています。

コンプライアンス活動による職場風土の改善

従業員が誇りをもって働くことができる組織を目指し、全従業員参加型のコンプライアンス活動を毎年行っております。

ワークライフバランスの取れた職場環境の構築

組織的なワークシェアによる業務標準化に取り組むことで、従業員が生活と仕事を両立しながら生き生きと働くことができる職場づくりを推奨しております。

ダイバーシティへの取り組み支援

女性のリーダーシップの機会確保のため、2030年までに女性の主任職以上を全体の２５％まで引き上げることを目標としております。また男性の育児休暇取得実績もございます。

環境問題・品質保証に対する理解を深める啓発取り組み

MFベトナムでは環境配慮を目的とした節水勉強会を都度実施しております。また仕入担当者や営業担当者に対して商品の品質に関わる勉強会を定期的に行っています。

未利用原料の活用（規格外品の紅ずわい蟹の商品化）

三重工場で生産している「海鮮スープ」などの蟹商品の一部には、市場で流通することが難しい規格外の紅ずわい蟹を原料として使用しております。今後も未利用原料のさらなる活用を進めてまいります。

MSC・ASC認証商材の取り扱い強化　全国的なCoC認証の取得

2018年8月、マリンフーズ本社では持続可能な水産物MSC・ASC認証品を加工・流通するため、CoC認証を取得し、これまでに自社工場へもその対象範囲を拡大してきました。2022年7月には全営業拠点へも対象範囲を拡大し、認証品の取扱い体制を強化しております。

(認証対象魚種)

ASC：

アトランティックサーモン、ギンザケ、ウシエビ、ニジマス、バナメイエビ

MSC：

ズワイガニ、ホタテガイ、カラフトマス、ギンザケ、シロザケ、ベニザケ、アメリカケンサキイカ、マガキ、ビンチョウマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ

（2022年11月24日現在）

　ASC-C-02025

　MSC-C-56923

包装の見直しによるプラスチック使用量削減

2020年に販売を開始した「ごろっとサーモン丼」は2022年3月に使用トレーのリニューアルを行い、プラスチック使用量を約１９％削減しました。

“通い箱”による配送資材削減（営業部門関東エリア横浜事業所の取り組み）

営業部門の横浜事業所では、配送時に使用する発砲スチロールを繰り返し使える通称「通い箱」に切替えました。今後全国展開することで、配送資材削減を目指します。

ロス削減にむけた効率的な生産体制構築の取り組み

各生産工場では随時生産ラインの改善、最新機器への更新などで、できるだけ原料.・製品ロスが発生しない生産体制の構築に取り組んでおります。

二酸化炭素排出量削減にむけた取り組み

配送便を都度見直し、その時々で最適な配送ルートを組んでおります。また三重工場・釧路丸水の冷凍保管庫やボイラー等の大型設備更新時には、環境にやさしいシステム・機器を導入して二酸化炭素排出量削減に取り組んでおります。